管理人は試行錯誤をした結果、プラントエンジニアはインデックス投資が最強という結論にたどり着き、2020年夏ごろからはインデックス投資及び投資信託(2021年からは積み立てNISAも)を始めています。
今回の記事では2021年3月末時点での投資収益について報告します。
2021年2月に減配を発表したJT株の売却については、直近の円安状況を受け、売却を中断しました。こちらについても詳細を報告します。
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目次(クリックで飛べます)
Toshiの投資積み立て設定
投資信託については従来から変更ありません。
2020年2月から開始したVWOつみたて投資は、株価を見ながら少しずつ買い増ししています。
投資信託
全世界株式:43333円/月(含む積み立てNISA33333円/月)
全米株式:20000円/月
新興国株式:20667円/月
全世界株式:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
全米株式:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
新興国株式:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
※厳密にいうと、全米ではなく、S&P500インデックスですが、ほぼ全米株式と同じ値動きなので、全米として扱っています。
投資信託についての詳細はこちらの記事を参照ください。
インデックスETF
VWO:株価を見ながら買い増し(3月は10万円追加投資)
2021年3月末の収益状況
全世界株式(積み立てNISA):評価額 108,549円(トータルリターン+8.6%(前月:+4.8%))
全世界株式:評価額 170,593円(トータルリターン+17.7%(前月:+12.3%))
全米株式:評価額 141,881円(トータルリターン+15.4%(前月:+8.9%))
新興国株式:評価額 150,974円(トータルリターン+14.4%(前月:+17.1%))
VWO:評価額 2,290.20 USD (トータルリターン-4.1%(前月:-4.6%))
投資信託評価額合計:571,997円(評価損益:+71,997円)
インデックスETF評価額合計:2,290.20USD(評価損益:-97.19USD)
投資信託の方では、2021年3月は米国のワクチン普及に伴って景気が回復し、市場も上昇したため、全米株式及び全世界株式のトータルリターンが良化しました。
一方、新興国インデックスであるVWOは購入後に下落してから、ほぼ横ばいで上昇の兆しが見えておらず、トータルリターンもマイナスのままです。
2月の報告記事でも述べましたが、VWOについては、管理人は全く気にしておらず、今後も購入を継続していく考えです。ただし、JTの売却をストップし、それを購入資金に充てることが出来なくなったため、購入頻度は多少落ちると思われます。
投資信託、VWOチャート
それぞれの投資信託及びVWOのチャートも記します。
良ければ参考にしてみて下さい。
■全世界株式(積み立てNISA)
■全世界株式
■全米株式
■新興国株式
■VWO
VWOを購入開始し始めたのが2月中旬でしたので、完全に高値掴みです。
3月入ってからは下落時に買い増ししたので、購入平均単価は54USD程度まで下げることが出来ました。今後も買い増ししていきます。
JTの売却ストップについて
前回の記事では、保有している1000株の内、まずは半分を500株を売却する方針とすることを報告しました。
ですが、2021年3月末時点では300株のみ売却しており、今後は次回決算までは売却しないことに方針を変更しました。
その理由はJTの海外比率と現在の為替です。
JTは国内よりも海外の売り上げ比率が多く、2020年は、利益の6割以上を海外の事業が占めています。
そのため、実は国内の市場が縮小しても影響は小さく、最も影響を受けるのは海外の利益となります。
出典:JT公式Website
さらに、JTの海外利益は、為替一定ベースだと、年々利益を伸ばしており、2020年も順調に利益は拡大中です。
出典:JT決算資料
それにも関わらず、JTの利益が減少しているのは、円高により円ベースの利益が少なく計上されてしまったためです。
もちろん、縮小を続けている国内市場の利益減少や、コロナの影響も当然ありますが、直近1年の円高が無ければ、減配するほど利益が減ることは無かったのでは、と考えています。
特にJTが減配を発表した2021年2月上旬はここ数年では103円/ドル程度と、特に円高であったため、JTとしては来期の計画も悲観的に見通せざるを得なかったのでは、と考えています。
しかし、2月以降は急激に円安となり、2021年3月末現在では110円/ドルを超えています。2月上旬と比較して6%程度円安になっています。
乱暴な計算をすると、JTの海外利益も6%増加していることになるので、この円安傾向が続けば、次回の決算はかなり期待できることになります。
決算次第では配当を元に戻す※(130円→154円)ことも考えられます。
そうすると、管理人の従来の投資方針である「減配しない限りは売却しない」にも合致しますので、引き続き保持することになります。
管理人としては、JT株を売却をストップし、少なくとも次回決算までは保持する方針にしています。
※JTが減配発表したのは、次期の予想のみです。2020年12月末の配当は減配しませんでした。
今後の方針
先月の記事で予想した通り、2月の下落は一時的な調整で、3月に入ってからは、世界の景気回復に伴って株価も順調に上昇しています。
長期的には世界経済の成長が続くという管理人の考えは変わっておらず、プラントエンジニアはインデックス投資が最強という理念に基づき投資は継続していきます。
投資方針
・投資信託は設定変更せず長期的に積み立て投資
・VWOなどのインデックス投資も長期的に積み立て投資
・JT売却はストップし、少なくとも次回決算までは様子見
今後も粛々と積み立て投資を続けていき、雪だるま式に資産形成することを目指していきます。
この記事が役に立てば幸いです。ではまた他の記事でお会いしましょう。
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