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【計装】どんな流量計が適切?流量計の種類の選定基準の解説

こんにちは。Toshi@プラントエンジニアのおどりばです。

今回の記事では流量計の種類の選定基準について解説します。

流量計は流体の性状、目的により様々な種類があり、それぞれの目的に応じ適切なタイプの流量計が選定されます。逆に適切に選定されないと流量がうまく測定できないため、流量計の選定は重要です。

流量計の種類

・ 差圧式(オリフィス、ベンチュリ、フローノズル)
(Differential Pressure Flow Meter)
・ 容積式 (Positive Displacement Flow Meter)
・ タービン式 (Turbine Flow Meter)
・ 面積式 (Variable Area Flow Meter
・ 電磁式 (Magnetic Flow Meter)
・ 超音波式 (Ultrasonic Flow Meter)
・ カルマン渦式 (Vortex Flow Meter)
・ コリオリ式 (Coriolis Flow Meter)
・ その他

今回の記事では、蒸気(Steam)、ガス、液それぞれの流体において、そのタイプを選定するべきか、その選定基準の一例を解説します。

プラントの新設、改造等で流量計を新たに設置する際の検討に役立てて頂けると幸いです。既設プラントの場合は、身近のプラントに設置されている流量計がこの選定基準に従っているか確認してみて下さい。

流量計のタイプ選定、設計時で気をつけていくべき留意点についてはこちらの記事で解説しています。

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目次(クリックで飛べます)

蒸気(Steam)

蒸気(Steam)の選定基準は以下の簡易フローチャートのようになります。

① 配管サイズが8インチ以上か?
Yes:差圧式流量計
No:②へ

② 配管の振動が想定されるか?
Yes:差圧式流量計
No:③へ

③ 設計温度が427℃以上か?
Yes:差圧式流量計
No:カルマン渦式流量計

ガス

ガスの流量計選定基準は以下の簡易フローチャートのようになります。

① 配管サイズが8インチ以上か?
Yes:④へ
No:②へ

② 配管の振動が想定されるか?
Yes:④へ
No:③へ

③ 設計温度が427℃以上か?
Yes:④へ
No:⑤へ

④ 高い精度が要求されるか?
Yes:超音波式流量計
No:差圧式流量計

⑤ 高い精度が要求されるか?
Yes:コリオリ式流量計
No:カルマン渦式流量計



液体

液体の流量計の選定基準は以下の簡易フローチャートのようになります。

① 汚れある流体か?
Yes:⑤へ
No:②へ

② 配管サイズが8インチ以上か?
Yes:⑤へ
No:③へ

③ 設計温度が427℃以上か?
Yes:⑤へ
No:④へ

④ 配管の振動が想定されるか?
Yes:⑤へ
No:⑦へ

⑤ 高い精度が要求されるか?
Yes:⑥へ
No:差圧式流量計

⑥ 導電性の液体か?
Yes:電磁式流量計
No:超音波式流量計

⑦ 高い精度が要求されるか?
Yes:コリオリ式流量計
No:カルマン渦式流量計



まとめ

蒸気(Steam)、ガス、液体それぞれについて、流量計の種類の選定基準について解説しました。

プラントの新設、改造等で流量計を新たに設置する際の検討に役立てて頂けると幸いです。既設プラントの場合は、身近のプラントに設置されている流量計がこの選定基準に従っているか確認してみて下さい。

ではまた他の記事でお会いしましょう。

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  • この記事を書いた人

Toshi

プラントエンジニア/ 技術ブログでプラントエンジニアリング業務に役立つ内容を発信中 / 現在100記事達成。月1.6万PV達成 / 得意分野はプロセスエンジニアリング / 化学メーカーからエンジニアリング会社に転職 / 旧帝大化学工学専攻卒 / 海外化学プラント設計、試運転経験有/投資による資産形成もブログで報告。 保有資格:危険物取扱者(甲種),高圧ガス製造保安責任者(甲種化学),エネルギー管理士(熱)

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